しんそうタイムズ2016年11月号

10月も終わり、寒さが急に厳しさを増してきました。なんだか秋を飛び越えて冬になってしまったように感じる今日この頃です。長崎の高校に通う息子は最近は勉強にも励んでいるようで、クラスでも常に上位の成績を維持しています。海外に留学したいという夢ができたようで、親として嬉しく思います。でも、お金もかかりそうです(涙)。しかしながら家族が皆健康で過ごせていることに感謝する毎日です。

しんそう療方によってさらに多くの方々の健康維持に役立ちたいと願っております。

今月の症例報告

今回の症例は厚木市にお住いのKさん(49才、男性)です。Kさんは実は当院のお客様第一号なんです。Kさんが初めてご来院されたのは2004年のことでした。まだ私は開業前でしたが、知人からの紹介でKさんの施術を始めることとなりました。kさんは身長180センチ程の大柄な方でしたが腰痛と首の痛みにお困りでした。最初の施術の際に、あまりにソフトな施術法に驚かれたようです。

Kさん曰く「正直なところ、こんなに軽く触れたり動かしたりすることで、本当に良くなるのか疑問でした。ところが車で帰る途中から腰がすーっと軽くなっていくのがわかりました。」とのことでした。

週に1度の施術を3ヶ月程継続しましたが、症状がかなり軽減していたので徐々に回数を減らしていき、現在では3ヶ月に1度のペースで通われています。

ほんとうは一月に1度位は調整した方が良いのですがKさんはとにかく忙しいんです。

Kさんの仕事は時計の製造です。ご両親が町工場を経営されており、ご家族全員で働かれているとのことでした。ところが今、携帯電話にも時計はついていますし、時計製造の町工場はものすごく厳しい状態なのだそうです。よってkさんの給料は0。夜中に新聞の輸送のお仕事で生計を立てておられるのです。睡眠時間は約3時間程。そんな生活をもうずっと続けておられるのです。数年前にご結婚をされましたが、本当に大変そうです。kさん「私が抜けてしまったら工場は維持できないと思います。両親は辞めて別の仕事につきなさいと勧めてくれますが、なかなかできない状態です。この生活も身体が慣れてしまったので、なんとか大丈夫です。」とのこと。世の中にはどうしようもないことがたくさんあるんですね。

ただ、頻繁にあったぎっくり腰がもうずっとないとのことで、kさんのお役に立てていることに喜びを感じております。

kさん。「知人から、しんそう療方ってどんなことをするの?って良く聞かれるんですが、説明に困るんですよ。押すわけでもなく、揉むわけでもなく…。なんかインパクトがないですよね。」と笑ってお話されます。

インパクトか…。たしかにそうですね。でも身体のゆがみを治すのにインパクトは必要ないかもしれません。優しく自然な動きで、身体に負担をかけないのがしんそう療方です。お料理でいえば素材の味を活かした薄味の和食でしょうか。フアースト・フードの方が味にインパクトがあるかもしれませんが、身体に好いのはどちらでしょうか?これからも自信と誇りをもって、しんそう療方を続けていきたいと思います。


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