少林寺拳法 大和北道院

星 亨と申します。54才。大学生の娘と高校生の息子がいます。仕事は「しんそう療方師」。無痛で身体のゆがみを治す仕事です。11年目です。また、週に2日、少林寺拳法の道院長として指導をしております。こちらは21年目。2人の教育費で大変ですが、幸せな人生だと感謝しています。時間ができるとギターを弾いています。猫のミーちゃんを傍らにビールを飲む時間が一番幸せです。

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2017年6月しんそうタイムズ

いよいよ6月を迎えますね。日によっては初夏のような暑さの時も多く、今年の夏はどうなるのかなと少し心配になる今日この頃です。今年は降水量も少ないとのことなので水不足にも要注意ですね。テレビや新聞では高安関の大関昇進のニュースで賑やかです。平成生まれの日本人力士としては初の大関昇進とのことでした。このような明るいニュースは楽しい気持ちになりますね。ところでお話は変わりますが先日、お客様をご自宅までお送りした帰り道のこと。とある信号で右折のウィンカーを出して待っていたところ、対向車線からも右折のウィンカーを出した自動車が走ってきました。通常、こういう時は同時に右折をできるのですが、対向車が減速せずに来たので停止して待っていたところ、そのまま直進して通り過ぎていきました。運転していたのは80才代と思われる男性でした。おそらく右折のウィンカーを出していることに全く気付かれていないのでしょう。もしも私が右折していたら間違いなく大事故になっていたことでしょう。最近、高齢者の判断ミスによる事故がよくニュースになっていますが、本当にヒヤリとしました。思わず合掌して無事を感謝しました。今月の症例報告さて、今月の症例は大和市在住のNさん(27才、女性)です。Nさんが初めてご来院されてから1年になります。きっかけはNさんのお母様が当院をご利用されていたのがご縁となりました。Nさんはとても華奢な感じの方でした。ご来院までの7年間、鬱病と不眠、背中と首の痛みにお困りでした。施術を開始した当初は好転反応がとても強く出てしまい本当に大変でした。今までにも何度か好転反応についてはお話をさせていただきましたが、好転反応とは慢性的に疲労していた筋肉がほぐれ、溜まっていた老廃物が血液中に流れること等が要因として考えられています。だるさや眠気、ほてり等を感じるケースが多く、その他にも発熱、下痢、発疹、咳などに現れることもあります。Nさんは「このままどうなってしまうんだろう?」とご心配されていましたが、私が絶対に良くなるからと必死でご説得しました。現在は身体の痛みはほとんど無く、不眠に関しても以前の半分の量の睡眠薬で済んでいるとのことでした。根気よく施術を継続して、将来的にはお薬を止められるようになりましょうねとお話しました。今までは3週に1度の施術でしたが、次回からは一月に1度になりました。つい最近ご来院された際のNさんは髪をばっさりと切られて、印象がずいぶん違いました。「少しボーイッシュにしてみました。」とNさん。初めての時は不眠によるせいか、ぼーっとした精気のない表情でしたが、現在はとてもエネルギッシュです。Nさんが身体も心も健康になり、もっともっと前向きな気持ちになられたとしたら嬉しいです。

しんそうタイムズ5月号

春まっさかりの今日この頃、街を歩くと様々な花々が咲き乱れています。ご近所に藤の花が咲いていました。とても高貴な感じの紫色で心にぐっと迫ってくるものがありました。万葉集などにも藤の花を詠んだ和歌が多数あるそうですが、古くは古事記(712年頃)にも登場していたそうです。日本には古くからある花なんですね。ところでこのところ厚木飛行場から飛び立つ戦闘機の爆音が酷いです。北朝鮮との関係で訓練を繰り返しているようです。何事もないことを祈るばかりです。今月の症例報告今回の症例は大和市にお住いのSさん(72才、女性)です。Sさんが初めてご来院されたのは2011年8月のことでした。腰痛と左膝痛にお困りでした。病院では腰椎のヘルニアと診断されたとのことでした。Sさんは20代から日本舞踊を始め、現在も続けておられるとのことでした。年に数回は発表会などで踊りを披露されるそうですが、最近は膝が痛いためにきちっとした所作ができないとお話してくださいました。Sさんはその場で実演してくださいましたが、首をかしげて、扇を胸前にかざした状態で両膝を曲げすっと腰を落とします。女性らしいおしとやかな動作ですが、かなり膝に負担のかかるポーズだなと思いました。しばらくは踊りのお稽古は休んでいただき、週に1度のペースで施術をスタートです。初回の施術後、右足に痛みがでました。2度目には首の右側に痛み。3度目は左大腿部の内側。好転反応です。身体が少しずつ変わっていってる証拠です。この好転反応ですが施術した方全員に出るものでもなく、何事もなく症状が好転していかれる方も多いので、出なくても心配はありません。また、しんそう療方では最初に脚のローリングという施術を行います。お客様は仰向けの状態で私が両足首を軽く掴み、ゆらゆらと揺らします。そうすると足先からじわ~んと温まってきます。全身の血の巡りをよくする技術です。そしてこのローリングを行うとほとんどの方の腸がぐるぐると鳴ってきます。Sさん曰く「施術の翌日には腸の形をしたままの便が出る。(笑)」とのことで、便秘にも効果がある技術です。約3ヶ月程継続した頃より、左膝の痛みがかなり軽減してきたので、無理しない程度に踊りのお稽古も再開していただきました。腰痛に関しても無理をしなければ日常生活に支障はなくなってきたので、4か月目から隔週に減らしました。そして半年後には月に1度のメンテナンス調整になり、現在に至っております。Sさんとは施術後に日本舞踊のお話に花が咲きます。武道と日本舞踊は立ち方や腰の落とし方、歩き方などに共通点も多く、非常に勉強になります。Sさんによるとお師匠さんによって指導法もまったく違うようで、それは私のやっている少林寺拳法もまったく一緒です。それぞれの師匠から学んだものを自分なりに消化して、吸収していかなければなりません。「守・破・離」という言葉があります。守はまずは師の教えを忠実に守ること。破はある程度基本ができてきたら師の教えに自分なりのアイデアを加え工夫すること。離は最終的には師の教えを離れて自分独自の世界を確立することです。武道でも芸事でもスポーツでもあらゆる世界に共通する教えだと思います。さて、そんなSさんがある時、発表会の時の写真を見せてくださいました。日本髪に着物、そして白塗りのお顔…。美しい芸者さんがそこに立っていました。目の前のSさんと写真のSさん…。頭がパニックになる私でした。(またまた笑)。