有田焼の手榴弾

今日、ご来院されたHさん(88才、女性)は茶道の表千家の師範です。

一時は寝たきりの状態で大変でしたが、

しんそう療方に出会われてからはお元気に頑張られています。

Hさんはことあるごとに戦時中のお話をしてくださります。

今日は開戦記念日とのことで、やはり戦時中のお話になりました。

Hさんは女学生時代は学徒動員で相模原市の

田名の軍需工場で手榴弾を造っていたそうです。

Hさん曰く「日本は物資がなかったので、鉄が無くなると、例えば佐賀県では有田焼で手榴弾を造っていたのよ。」とのこと。

有田焼の手榴弾か…。なんだか芸術的ですが。不思議な感動を覚えました。

「とにかく戦争はいけないわね。」Hさんの言葉が重く響きました。


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