歴史の生き証人
本日ご来院されたKさんは
大正15年生まれの91才。
戦時中は志願兵として海軍に入隊され、予科練で2年間過ごされたそうです。
終戦間際には鹿児島にて特攻隊に所属されておりました。
出撃準備の命令が出た時は足の震えが止まらなかったそうです。
しかしながらどのような事情があったのかは不明のまま、
出撃は延期となり、終戦を迎えられたとのことでした。
すっかり腰は曲がってしまったkさんですが、
私は背筋を正してお話を拝聴しました。
淡々と語るKさん。
遠くを見つめる眼差しは優しかったです。
私の心の中にはたった一つの言葉が…。
「リスペクト(尊敬)」
私が現在抱えている悩みのなんとちっぽけなことか。
絶対にKさんに喜んでいただけるように
頑張ります。
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